私が植物のことを知りたいと感じたときに、 そのきっかけを作ったのがラン科植物です、しかも日本に自生する種類です。 その中で、『紫蘭は、栽培しやすいラン』という説明を見た私は、 植栽のシランの果実からタネを得て、ネジバナの鉢に採り蒔きすることから始めました。ネジバナは冬葉と夏葉があり、季節によってその株姿が変わります。 冬葉は短くて丸っこい形をしており地面にへばりつくようにべたっと放射状に広がります。 一株で3~5枚の葉を出します。 春に暖かくなると冬葉の中心から夏葉が出てきます。 夏葉は5~6枚出し細長く大きい形をしています。 夏葉の中心から花茎が出てきて開花する頃には冬葉は枯れます。 秋になると夏葉のワキから冬葉が出てネジバナとネジバナを完全には識別で きないことが明らかになった。これら の結果は, Tsukaya (05) および 塚谷(05) が指摘しているように, 形態的•生態的に多様な特性をもつ日 本本土のネジバナは,南•中琉球のナ ンゴクネジバナと遺伝的・地理的に分
ネジバナ コシアブラ シロモジの若い実 ホタルブクロ 山野草 植物めぐり